【JavaScript】配列や文字列を結合するconcat()メソッドを解説
こんにちは!Kです!
今回はJavaScriptで配列や文字列を結合する時に使うconcat()メソッドについて解説したいと思います。
今回も基本構文とコード例を出しながらまとめたいと思います。
それでは早速いきましょう!
concat()
concat()メソッドは2つ以上の配列を結合するために使用するメソッドです。
また、配列だけでなく文字列を結合することもできます。
このメソッドは、既存の配列を変更せず、新しい配列を返すということも覚えておきましょう。
それでは基本構文です。
・配列の場合 const new_array = old_array.concat([value1[, value2[, ...[, valueN]]]]) ・文字列の場合 str.concat(str2 [, ...strN])
引数の意味は以下の通りです。
valueN 新しい配列に連結する配列や値 str2 [, ...strN] 連結する文字列
これだけだと分かりづらいので、いろいろなパターンのコード例を紹介しておきます。
コード例:二つの配列を結合する
const moji = ['A', 'B', 'C'];
const numbers = [1, 2, 3];
var result = moji.concat(numbers);
console.log(result);
■実行結果
[ 'A', 'B', 'C', 1, 2, 3 ]
コード例:三つの配列を結合する
const moji = ['A', 'B', 'C'];
const numbers1 = [1, 2, 3];
const numbers2 = [4, 5, 6];
var result = moji.concat(numbers1, numbers2);
console.log(result);
■実行結果
[ 'A', 'B', 'C', 1, 2, 3, 4, 5, 6 ]
コード例:文字列を結合する
var str1 = 'コードクラブ';
var str2 = '965';
var result = str1.concat(str2);
console.log(result);
■実行結果
コードクラブ965
どうでしょうか?
コード例を三つ紹介しましたが、このように配列でも文字列でも結合することができます。
ただし、文字列の結合に関しては、「+」演算子を使って結合する方が実行速度が早くシンプルな実装になります。
次回はjoin()メソッドについて解説
concat()メソッドとは少し違いますが、結合するという点で似ているメソッドにjoin()メソッドがあります。
join()メソッドは簡単にいうと、配列の要素を結合するメソッドです。
concat()メソッドとごっちゃにならないように覚えておきましょう。
join()メソッドについては次回の記事で解説したいと思います!
それでは、また!
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