【JavaScript】配列の要素を削除するshift()メソッドとは?pop()と比較!
こんにちは!Kです!
前回はJavaScriptで配列の最後の要素を削除するメソッド「pop()」について解説しましたが、今回は似たメソッドである「shift()」について記事にしたいと思います。
前回のpop()メソッドについては以下の記事で解説しています!
それではshift()メソッドをみていきましょう!
pop()メソッドとの違いを意識しながら記事を読んでいただけるといいと思います。
shift()
shift()メソッドは、配列の最初の要素を削除するメソッドになります。
pop()メソッドは配列の最後の要素を削除しているのに対し、shift()メソッドは配列の最初の要素を削除する点が違いますね!
基本構文は以下の通りです。
arrName.shift()
返り値は、配列の最初の要素を返します。
空の配列に対してshift()メソッドを実行した場合、「undefined」を返します。
実際のコード例をみてみましょう。
コード例
// 配列
const moji = ['A', 'B', 'C', 'D'];
// 配列の一番最初の要素を削除
const deletedItems = moji.shift();
// 結果出力
console.log('削除した要素:' + deletedItems);
console.log('配列の要素:' + moji);
■実行結果
削除した要素:A 配列の要素:B,C,D
上記の例では、shift()メソッドを使うことで配列の一番最初の要素である「A」を削除しています。
また、その返り値は削除した最初の要素を返すので、「A」を返していることが実行結果から分かりますね。
まとめ
pop()メソッドとshift()メソッドの違いは以下の通りです。
頭に入れておきましょう!
pop() 配列の最後の要素を削除する shift() 配列の最初の要素を削除する
配列の最初の要素か、最後の要素かの違いだけですね!
特に難しくはないかと思います!
また、補足ですが、配列の要素を削除するにはsplice()メソッドも使うことができます。
こちらについては既に記事にしているので、気になる方はぜひ読んでみて下さい!
配列を操作するメソッドはいろいろありますが、ちゃんと整理して理解しておけば困ることはないのでしっかり知識を積み上げておきましょう!
それでは、また!