【Git】switchコマンドとは?checkoutコマンドとの違いは?

こんにちは!CODE CLUB965のKです!

今回はブランチの切り替えを専用に行うコマンドである「git switch」コマンドについて書こうと思います。

switchコマンドとは?

git switchコマンドは、Gitのバージョン2.23でリリースされたコマンドです。

それまでは、「git checkout」コマンドを使用していたかと思います。

git checkoutにはブランチの切り替え機能以外に、変更の取り消し機能などもありましたが、「git switch」コマンドはブランチの切り替え専用のコマンドです。

基本的な使い方もみていきましょう。

作業ブランチを切り替える

作成済みのブランチに切り替える場合、checkoutコマンドとやり方は同じです。

git switch ブランチ名

なので、例えば

git switch develop

のように使えばOKです。

新しくブランチを作成し切り替える

checkoutコマンドの場合は、「-b」オプションをつけていましたが、switchコマンドの場合「-c」オプションを付けます。

そうすることで新しくブランチを作成し、同時に作業ブランチに切り替えてくれます。

git switch -c ブランチ名

なので、例えば、

git switch -c develop

のように使います。

ちなみに、「-c」オプションの「c」を大文字の「C」にすると、指定したブランチが存在した場合でも強制的に作成されるので注意しましょう。

git switch -C develop

先程のコマンドとは意味が違ってきますので注意して下さい。

ひとつ前のブランチに切り替える

作業ブランチをひとつ前のブランチに切り替える場合、checkoutコマンドと同じで「-」オプションを使用します。

git switch –

例えば、masterブランチから以下のコマンドでdevelopブランチに切り替えたとします。

git switch develop

切り替えた後でやっぱりひとつ前のmasterブランチに戻したい場合に

git switch –

と叩くことで、ひとつ前のブランチであったmasterブランチに切り替えることができます。

最後に

今回は、Gitのバージョン2.23で登場した「git seitch」コマンドについて書きました。

checkoutコマンドに慣れている方は無理に使う必要はないと思いますが、新しくこれから始める方はswitchコマンドを使用するのもいいと思います。

コマンド名的にも直感的でわかりやすいと思うので覚えやすいかと思います。

それでは、また!

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