これで解決!!プログラミングでしっかり質問するためのテンプレート
こんにちは!CODE CLUB965のKです!
今回は質問の仕方について書きたいと思います。
プログラミングの個人レッスンで何名もの方を教えてきましたが、大抵の方は最初は質問の仕方が上手くありません。
「何が聞きたいのかわからない」
「効率良く回答ができない」
「答えてあげたいと思えない」
( もちろん私はちゃんと答えます。笑)
というような質問をしてしまっていることが多々あります。
非常に勿体ないです。
質問の仕方を身につけて、上手に質問ができるようになりましょう。
今は質問ができる環境に無い人も、無事就職ができたら、日々、ベテランのエンジニアの方に質問をすることになると思います。
そんな時は、この記事を思い出して上手に質問をしてもらえたらと思います。
現場によっては、忙しい状況で下手な質問をしてしまうと、
「自分でもっとちゃんと調べて!」
「何が聞きたいかわからない!」
と怒られます…。
少し、脅してしまいましたが、回答者の方にとって親切な質問の仕方をするのは非常に大切なので、ぜひ身に付けましょう。
テンプレートを使って質問する
質問をする時というのは、困っている時が多いので、冷静じゃなくなって下手な質問の仕方をしてしまう、というのもあると思います。
なので、質問のテンプレートを用意しておいて、そのテンプレートを使って質問をすると良いです。
テンプレートを使うことで、必要な要素を網羅して質問ができます。
テンプレートは以下になります。
1. ゴールは何か?(何を解決したいのか?) 2. 現在はどういう状態か? 3. 解決のためにトライしたことは何か? 4. 相手に対して何を求めるのか?
このテンプレートに従って、質問を作成すると良いです。
例えば、以下のような形になります。
(1)
メール送信の機能が実装したいです。
(2)
一通り正しく実装したつもりなのですが、以下の通りにエラーが出てしまっています。
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
なお、書いたコードは以下の通りです。
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
(3)
以下の記事を参考に◯◯の部分を修正してみたのですが、状況は変わりませんでした。
https://xxx.xxx
また、以下の記事の記載も試してみたのですが、ダメでした。
https://xxx.xxx
(4)
現状出ているエラーの解決方法を教えてもらえないでしょうか?
テンプレートの解説
1. ゴールは何か?(何を解決したいのか?)
「そもそも何がしたいのか?」をはっきりと伝えましょう。
よくよく話しをしてみると、目指しているゴールに認識違いがあった、ということは多々あります。
まずは、ゴールの認識をしっかりと合わせましょう。
2. 現在はどういう状態か?
問題を解決するためには、現状をしっかりと伝える必要があります。
現状が間違って伝わると、正しい回答が得られません。
現状を把握してもらうために、相手に深堀の質問をさせることも、相手の時間を奪うことになります。
しっかりと事前に現状を整理して、質問するようにしましょう。
ちなみに、「質問をするために現状を整理したら、解決策が思い浮かんだ」ということは良く起こります。
問題が解決できない時には、そもそも現状の整理ができていないことが多いのです。
整理ができると案外簡単に問題が解決できるかもしれません。
質問する前に、現状をしっかり整理しましょう。
3. 解決のためにトライしたことは何か?
回答者は調べものをした上で回答してくれるかもしれません。
調べてNGだったものがあるのであれば、それは情報として伝えましょう。
「◯◯をやってみてはどうでしょうか?」
「あ、それはすでに試したんですが、ダメでした。」
というのはできる限り避けましょう。
回答してくれる方の余計な工数を使うことになります。
こちらがしっかり記載できていれば、
「ちゃんと調べてから質問しているのか?」
と思われることを避けられます。
4. 相手に対して何を求めるのか?
これが無い質問も結構見かけます。
「今〇〇で困っています。解決ができません…。」
で終わっている質問ですね。
厳しいですが、質問された側からすると
「だから何?」
と思ってしまいます。
相手に何を求めるのかまで、しっかり質問に含めましょう。
(前のめりで相談に乗ってくれる人ももちろんいると思います。ただし、それは回答者への甘えです。求めることをしっかり書くことが回答者への思いやりです。)
「書いたコードに間違いが無いか見て欲しいのか」
「エラーの解決方法を教えて欲しいのか」
「エラー解決まで一緒に見て欲しいのか」
はっきりと、求めることを記載しましょう。
大事なのは回答者への思いやり
色々と書きましたが、大事なのは回答者への思いやりです。
回答者の余分な時間を奪わないような質問ができるようになりましょう。
回答者への思いやりは、必ず回答者に伝わります。
思いが伝われば、回答者もきっと親切に回答してくれるはずです。
今後質問する機会があれば、ぜひ今回のテンプレートを使って質問してみて下さい!
それでは、また!