コミット後の修正をする git commit --amend について解説
こんにちは!CodeClub965のKです!
今回はコミットした後に「やっぱりコミットメッセージを修正したい!」「ファイルを追加したい!」というときに使えるコマンドについて書いていこうと思います。
ちなみに、gitコマンドについては以前、使えるコマンドをまとめた記事を書いていますので他のコマンドを知りたい方は参考にしてください。
git commit --amend
コマンドにある「amend」とは、「修正する、改める」という意味です。
なので、「git commit --amend」も直前のコミットを修正するコマンドの意味になります。
このコマンドでできることは、
・コミットメッセージの修正 ・コミット内容の修正
の2つを覚えておきましょう!
ただし、push(プッシュ)する前のコミットを修正する場合のみ使ってください。
コミットメッセージの修正
$ git add .
$ git commit -m "コミットメッセージ1"
// やっぱりメッセージを修正したい...
$ git commit --amend -m "コミットメッセージ2"
上記のように、「git commit --amend -m "修正するメッセージ"」で直前のコミットのメッセージを修正することができます。
コミット内容の修正
例えばですが、コミットした後でコミットし忘れたファイルがあった場合などに使えます。
$ git add A_file
$ git commit -m "ファイルをコミット"
// もう一つファイルをコミットし忘れた...
$ git add B_file
$ git commit --amend --no-edit
オプションの「--no-edit」を付けることで直前のコミットメッセージのままコミットすることができます。
コミットメッセージも修正したい場合は、オプションを外せばできます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
直前のコミットでpushしていなければ簡単に修正することができるので助かりますね。
あくまで直前のコミットの修正であることを忘れないでください。
2つ以上前のコミットを修正する場合は、「git rebase -i」と組み合わせて使うことになります。
いろいろなケースが考えられるので、使いそうな場面が多いコマンドは頭にある程度入れておきましょう。
それでは、また!
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