【プログラミング学習】
「少し前までは動いていたのに…」をなくす方法
こんにちは!CodeClub965のKです!
今回は、実装が完了して確認したら動かずに「少し前までは動いていたのに...」といった状況の時の話を書こうと思います。
少し前までは動いていたのに…
コードを書いていると、少し前までは動いていたのに、いつの間にか動かなくなってしまって、元に戻すこともできなくなってしまった、という経験はないでしょうか?
誰にでもあると思います。
私も何度も経験があります。
この「少し前までは動いていたのに戻せなくなってしまった」を防ぐ技術があります。
それが構成管理です。
構成管理とは
システム開発の現場ではよく構成管理という言葉を使うのですが、もっと馴染みのあるわかり安い言葉で言うとバージョン管理です。
ソースコードを途中途中でセーブしておく技術です。
下記の図のように、ソースコードを書き進める中で、任意のポイントでセーブができるのです。
セーブをしたポイントには、いつでも戻ることができます。
例えば、ポイント3までは動いていたけれど、開発を進めるうちに動かなくなってしまった、戻し方もわからなくなってしまった、と言う時はポイント3まで戻れば良いのです。
よくよく確認したら、ポイント3の時点でも動いていなかった、となればポイント2まで戻ることもできます。
1番基本的な機能ですが、このようなことができるのが、構成管理です。
同じことは人力でもできるが…
同じことは構成管理の技術を使わなくても人力でもできます。
セーブしたいポイントでファイルをコピーして、その時点のファイルを確保しておけば良いのです。
もしかしたら、この方法を使っている方もいるかもしれません。
ただ、この方法ではどんどんファイルが増えていってしまうのが辛いところです。
構成管理の技術を使えば、セーブポイントを記録するイメージなので、簡単な操作でファイルが増えることもありません。
構成管理のツールにはGitを使う
では何のツールを使って構成管理をすれば良いかというと、Git一択です。
プログラミング言語に、Java、PHP、Rubyといくつかあるように、構成管理のツールもいくつかあります。
ただし、プログラミング言語と違って、今から構成管理ツールを使い始めるのであればGit一択です。
シェアが圧倒的であるためです。
Gitの細かい使い方については、この記事では割愛します。
以下のページで非常にわかりやすく解説がされています。
https://backlog.com/ja/git-tutorial/intro/01/
Gitはいろいろなことができるのですが、まずは、
1. 開発を進める時にこまめにセーブをする
2. 動かなくなってしまった時に、セーブポイントに戻る
というところから、使い始めると良いです。
ぜひ、構成管理ツールのGitを使って、「少し前まで動いていたのに…」を無くせるようにしてみて下さい!
それでは、また!
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