AWS-CLIでS3を操作するときのコマンドまとめ
こんにちは!Kです!
私がAWS-CLIでS3を操作する方法を教える機会がたまたまあったので、そのコマンドについて簡単に記事にまとめておこうと思います。
いきなりAWSとかCLIとか言われてもチンプンカンプンという方もいると思うので、簡単に説明も書いておきますが、特に使う機会がないという方は読み飛ばしてもらって大丈夫です!
使う時がきたときに参考にしてもらえればと思います。
AWSとは?
AWSは、Amazon Web Services(アマゾンウェブサービス)の略です。
みなさんがネットショッピングでよく見かけるあのアマゾンが提供しているサービスの名前です。
詳しく説明するとその説明だけで一記事になるので今回は割愛します。
簡単にいうと、PC1台でインターネットに繋がってさえいれば、アマゾンが提供するサービスを使ってシステム開発に必要なサーバーとかデータベース とかを必要な分だけ使える便利なサービスというわけです。
S3とは?
S3は、「Amazon Simple Storage Service」の略称です。
Sが3つで「S3」ですね。
これは先ほど説明したAWSのサービスの一つです。
S3は名前の通りストレージサービスなので、ファイルなどのデータを保存する場所を提供するサービスのことですね。
AWS-CLIとは?
CLIは、「Command Line Interface(コマンドラインインターフェイス)」の略称です。
AWS-CLIはざっくり言うと、AWSをターミナル などを使ってコマンド入力だけで操作することです。
AWS-CLIでS3を操作するコマンド
ようやく本題ですが、S3を操作するのに使うコマンドをまとめておきます。
(AWS CLIのセットアップ方法は別記事にまとめいますのご参照ください。)
全ては書きませんが、以下のコマンドを使えばターミナルからS3を操作することができます。
No. | コマンド | 操作内容 |
1 | aws s3 ls | 全てのバケットの表示 |
2 | aws s3 ls s3://[バケット名] | 対象のバケットの中身を表示 |
3 | aws s3 mb s3://[バケット名] | バケットの作成 |
4 | aws s3 rb s3://[バケット名] | バケットの削除 強制削除の場合は、 aws s3 rb s3://[バケット名] --force |
5 | aws s3 cp [ファイルパス] s3://[バケット名] | ローカルのファイルをバケットにコピー |
6 | aws s3 cp s3://[バケット名] ./ --recursive | バケットのファイルをローカルにコピー ※対象フォルダまで移動してコマンドを打つこと |
7 | aws s3 sync [フォルダパス] s3://[バケット名] | バケットの中身をローカルフォルダと同期(追加、更新のみ) 完全同期(ローカルだけにあるファイルは削除される)の場合は、 aws s3 sync [フォルダパス] s3://[バケット名] --delete |
8 | aws s3 sync . s3://[バケット名] | ローカルフォルダの中身をバケットに同期 ※同期する対象のローカルフォルダまで移動してコマンドを打つこと |
9 | aws s3 rm s3://[バケット名]/[ファイルパス] | バケットのファイルを削除 |
10 | aws s3 rm s3://[バケット名]//[フォルダパス] --recursive | バケットのフォルダを削除する |
表を見たら分かると思いますが、「cp」と「sync」は、S3とローカルどちらも対象に操作できます。
詳しく知りたい方は、公式の方を参照ください。
https://docs.aws.amazon.com/cli/latest/userguide/cli-services-s3-commands.html
最後に
今回コマンドについてまとめましたが、コマンド操作の前にAWS-CLIのセットアップ方法を知りたいと言う方もいるかもしれないので次の記事で簡単にまとめておきます。
コマンド操作で迷ったらぜひ参考にしてください!
それでは、また!
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