【Laravel】ディレクトリの構成と設定ファイルの内容まとめ
こんにちは!CODE CLUB965のKです!
今回は、初心者の方に向けてLravelのディレクトリ構成と設定ファイルについてまとめておこうと思います。
言葉で説明しても分かりづらい部分があるので、今回は表にまとめておこうと思います。
環境構築して、最初に作成されるものについて説明しますので、フォルダ構成や設定ファイルの内容が分からない際は参考にしてください。
ディレクトリ構成
まず、ディレクトリ構成ですが、「laravel new 名前」でプロジェクトを作成した時にできるディレクトリの構成を以下にまとめておきます。
階層1 | 階層2 | ディレクトリの内容 |
---|---|---|
app | 主要なファイルが入る | |
L | Console | コマンドクラスが格納される |
L | Exceptions | 例外ハンドラ |
L | Http | コントローラ、ミドルウェア、フォームリクエスト |
L | Providers | サービスプロバイダ |
bootstrap | 初期起動、オートローディング | |
config | 諸々の設定ファイルの置き場 | |
database | DBのマイグレーションや初期値設定のファイル郡 | |
public | index.php | |
resources | ビューやアセットの元ファイル郡 | |
routes | ルーティングの定義を持つファイル郡 | |
strage | フレームワークが作るキャッシュなど | |
tests | テスト用のディレクトリ | |
vendor | Composer用 | |
.env | 環境設定ファイル |
中身のファイルの詳細についてはここでは割愛します。
設定ファイル
上記のディレクトリ構成の中でも出ましたが、「config」配下に格納されているファイルです。
.envファイルで環境毎のデフォルトを設定できます。
ちなみに、 .envの値は、
env('key', 'デフォルト値')
で取得できます。
「config」配下に格納されているファイルは以下の通りです。
ファイル | ファイル内の設定 | 内容 | .env | 補足 |
---|---|---|---|---|
app.php | name | アプリケーション名 | APP_NAME | |
env | 環境名 | APP_ENV | ||
debug | デバッグモード | APP_DEBUG | ||
url | アプリケーションのURL | APP_URL | http://localhost など | |
timezone | date系の関数で使用するタイムゾーン | - | デフォルトUTC 日本なら「Asia/Tokyo」に変更する | |
locale | ロケール | - | 日本なら「ja」 | |
fallback_locale | 指定ロケールが存在しない時に使用 | |||
key | 要設定の暗号化キー | APP_KEY | 「php artisan key:generate」で設定 | |
cipher | 暗号化キーに何か | - | ||
log | ログファイルの出力方法 | APP_LOG | "single", "daily", "syslog", "errorlog" | |
log_max_files | log=>"daily"の場合の保存日数 | - | ||
log_level | 指定値以上をログに出力 | APP_LOG_LEVEL | ||
providers | 自動読込サービスのプロバイダ | - | ||
aliases | クラスのエイリアス | - | デフォルトは大半がファサード | |
auth.php | ||||
bloadcasting.php | ||||
cache.php | ||||
database.php | default | デフォルトで使用するDB | DB_CONNECTION | |
connections | DBの接続設定 | DB_HOST DB_PORT DB_DATABASE DB_USERNAME DB_PASSWORD | ||
migrations | ||||
redis | redis用設定 | |||
filesystemes.php | ||||
mail.php | ||||
queue.php | ||||
services.php | ||||
session.php | driver | セッションドライバ | SESSION_DRIVER | "file", "cookie", "database", "apc","memcached", "redis", "array" |
view.php |
以上です。
いきなり見てもよく分からないかもしれませんが、やっていくうちに少しずつ理解していくと思うので、やりながら上記の表をたまに見てもらえればと思います!
それでは、また!