【JavaScript】小数点を整数に直す方法

こんにちは!CODE CLUB965のKです!

今回は、JavaScriptで小数点を整数に直す方法について書こうと思います。

小数点を整数に直す方法としては、四捨五入、切り捨て、切り上げなどがあり、それぞれの方法について書きます。

基本的にこのような計算系の処理はMathオブジェクトを使用すればOKです。

四捨五入

四捨五入するにはMathオブジェクトの round() を使用します。

var result = Math.round( 2.5333 ) ;

処理結果は、

result = 3

となります。

切り捨て

小数点を切り捨てするには、Mathオブジェクトの floor() を使用します。

var result = Math.floor( 2.67777 ) ;

処理結果は、

result = 2

となります。

切り上げ

小数点を切り上げするには、Mathオブジェクトの ceil() を使用します。

var result = Math.ceil( 1.2333 ) ;

処理結果は、

result = 2

となります。

最後に

今回は、JavaScriptで小数点を四捨五入、切り捨て、切り上げする方法についてまとめました。

補足として、小数点第n位までを残したい場合もあると思いますが、JavaScriptではそのような機能がないので自分で計算処理を作る必要があります。

例として、切り捨ての場合、以下のようになります。

var n = 3 ;	// 小数点第n位まで残す

var result = Math.floor( 1.234567 * Math.pow( 10, n ) ) / Math.pow( 10, n ) ; // result = 1.234

「Math.pow()」は、べき乗を求める時に使います。
例えば、Math.pow(2,4)と記述した場合、2の4乗なので16が計算結果として得られます。

上記のように、組み合わせることでいろいろと実現することができます。
あまり使う機会はないかもしれませんが、知っておいて損はないので覚えておきましょう。

それでは、また!

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