プログラム未経験者に資格は不要!?不要な理由とは?
こんにちは!CODE CLUB965のKです!
システムエンジニアを対象とした資格は本当にたくさんあります。
未経験の方でも、資格は取っておいた方が良いのでしょうか?
今回は資格取得について書きたいと思います。
雇われないのであれば不要
プログラミングの技術を身に付けたあとは、どのような働き方をしますか?
もし、会社に就職をしたり、フリーランス として雇ってもらうので無く、自分で開発の案件を受注したり、自分でシステムを開発して売上を作っていくのであれば、資格は不要です。
「資格が無いとできないこと」というのは、IT業界で無いためです。
IT業界において資格は、「こういう知識があります」を示すことができるだけのものです。
それは、IT業界以外の方にはわかりません。
従って、自分で開発の案件を受注する場合には、IT業界以外の方が基本お客様になると思うので、その時に持っている資格をPRしてもほとんど価値はありません。
また、自分でシステムを開発をして売上を作っていくのであれば、資格などは関係無く、開発したシステムに価値があるかどうかが全てです。
雇われる働き方をしないのであれば、資格は不要なのです。
高度でない資格はほとんど価値がない
雇われる働き方をするとして、資格を持っていると採用において有利になるのでしょうか?
私は、よっぽど高度な資格でもなければ、有利になることは無いと思っています。
具体的にはIPAの試験で言えば、「ITパスポート」「基本情報技術者試験」といったあたりは、ほとんど価値はないと思います。
「応用情報技術者試験」も怪しいところです。
「データベーススペシャリスト」「ネットワークスペシャリスト」まで取得できると、採用において多少は有利になる可能性も出てきます。
ただし、取得はそこそこ困難です。
独学のみで、実務経験も無いとなると取得はかなり難しいと思います。
資格取得を採用におけるPRに使うのであれば、高度資格の取得を目指しましょう。
「基本情報技術者試験」だけを取得しても意味はありません。
「ネットワークスペシャリスト」の資格取得を目指して、その前段に「応用情報技術者試験」「基本情報技術者試験」を取得するものだ、くらいに思っておいた方が良いです。
高度でない資格にはなぜ価値がないか
端的に言ってしまえば、ある程度勉強すれば誰にでも取得ができるからです。
システム業界の資格は大抵、1つの種類につき、いくつかの難易度の試験がありますが、難易度が低いものは勉強をすれば誰でも取得ができるのです。
「誰もが取得できる資格を取っても、何のPRにもならない」というお話しです。
単に高度な資格を持っているだけでも役に立たない
さらに言ってしまうと、単に高度な資格を持っているだけでも恐らく役に立たないです。
資格は、面接時の会話のきっかけ程度にしかならないです。
なので、「データベーススペシャリスト」の資格を持っているとして、何かしらそれに対してPRや話しができないと意味がないのです。
私は、一時期フリーランスで仕事をしていましたが、その時には持っていた資格が役に立っているように感じました。
AWSの高度の資格を持っているのですが、面接してくれる人がそれに食いついて、「AWSが得意なんですか?」と聞いてくれます。
それに対して、実績と合わせて話しすることで、AWSが得意なことが面接者にPRできるのです。
持っている資格に対して特に話せることが無いと、恐らく資格を持っているだけでは面接者には響きません。
整理をすると、資格に対する私の考えは以下の通りです。
1. 雇われない働き方であれば、資格は不要
2. 雇われる働き方であっても、高度な資格でなければ価値はない
3. 高度な資格であっても、それについて語れなければ価値はない
「高度な資格を持っていて、それについて語ることができるのであれば、資格を持っていることが採用で有利になる可能性がある」ということになります。
厳しいですね。笑
でも、資格を持っていることで有利になるということは、それくらいである感覚があります。
未経験の方が初めてIT業界に転職するときに、このレベルで資格を持っているのは不可能です。
従って、未経験の方が転職のために資格を取得するのは不要だと私は考えます。
もちろん、勉強のために取得するということであれば全然良いと思うのでチャレンジして下さい!
それでは、また!