【モダンアジャイル】 「アジャイルソフトウェア開発宣言」のその先

こんにちは!CODE CLUB965のKです!

以前、「アジャイルソフトウェア開発宣言」に関する記事を書きました。

まだこちらの記事を読んでいない方は、ぜひ読んで頂けたらと思います!

読んで頂けた方は、いかがでしたでしょうか?
非常に参考になる内容ですよね。

ただ、実はこの宣言とても古いんです。
この宣言がされてから20年近くの時間が経ってしまっています。

モダンアジャイル

「アジャイルソフトウェア開発宣言」の新しい版のような位置付けにモダンアジャイルという考え方があります。

ぜひ、このモダンアジャイルの考え方もみてみましょう。

モダンアジャイルは、以下の絵に内容がまとめられています。

画像1

非常にシンプルですね。
4項目のみです。

4つの項目について、順番に見ていきましょう。

1. 人々を最高に輝かせる

良いサービス・プロダクトを開発するためには、「人々が最高に輝いていなくてはならない」という考え方です。
素敵ですね!

この「人々」はお客様だけに限りません。

そのサービス・プロダクトに関わる全ての人を対象としています。
従って、サービス・プロダクトの開発者も含めて輝いていなくてはいけません。

いくらお客様が喜んでいるサービス・プロダクトであっても、開発者が疲弊しているようなプロジェクトは、良いプロジェクトではありません。

良いプロジェクトで無ければ、良いサービス・プロダクトを提供し続けることができません。

今はお客様が喜んでくれていても、いずれ廃れるサービスとなってしまいます。

サービス・プロダクトに関わる全ての人々を輝かせるプロジェクトを目指しましょう。

2. 安全を必須条件にする

こちらは、最近良く耳にする「心理的安全性の確保」というやつです。

Googleが研究結果としても発表していますが、心理的安全性が担保されたチームは開発パフォーマンスが非常に高くなります。

怖い人がいてメンバーがビクビクしながら開発をしているチームよりも、
メンバーが自信を持ってのびのびと仕事しているチームの方が、パフォーマンスが高くなることは、なんとなく想像もできるところだと思います。

「怖い人がいて」という例がイメージしやすいので出しましたが、チームの雰囲気作り以外にも、技術面でも「心理的安全性」の確保はできます。

わかりやすい例が、ソースコードの自動テストによるチェックです。

ソースコードを更新するさいに、必ず事前にデグレ(既存の機能がバグること)チェックのテストが動作する仕組みが構築されているとします。

そうすると、「この更新によって既存の機能を壊してしまうかも」と心配する必要がなくなります。

既存の機能を壊していないことは、自動テストがチェックしてくれるためです。

これも心理的安全性が確保されている例の1つになります。
技術で心理的安全性を作ることもできるのです。

安心して開発ができる環境は、開発速度を加速させます!
ぜひ、心理的安全性の確保を意識してみて下さい。

最後に

モダンアジャイルの4つの項目のうち2つについて解説をしましたが、結構長くなってしまいました。
残りの2つは次回の記事で解説したいと思います!

読んでもらえると嬉しいです!

それでは、また!

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