【プログラミング学習】Gitでよく使う取り消しコマンドまとめ

こんにちは!CodeClub965のKです!

今回は、Gitでよく使う取り消しコマンドについてまとめようかと思います。

「間違ってaddしてしまったから取り消したい!」や「不要なブランチを消したい」などGitにおいて取り消したい場面はいろいろあると思います。

ちなみに、Gitでの確認コマンドや変更コマンドについては既に記事がありますのでそちらを参考にしてください。

また、ターミナルでよく使うコマンドについても既に記事にまとめていますので忘れてしまった時などに参考にしてください。

それでは、Gitでの取り消しコマンドの一覧を以下に載せておきます。

よく使うGitの取り消しコマンド一覧

まず、以下の言葉の意味は覚えておきましょう。

・ワーキングツリー・・・実際に作業しているディレクトリのこと
・インデックス(ステージ)・・・リポジトリにコミットする準備をするための場所

ブランチの削除

$ git branch --delete ブランチ名

もしくは、

$ git branch -D ブランチ名

リモートブランチを削除する

git push --delete origin リモートブランチ名

もしくは、

git push origin :リモートブランチ名

全てのgit addを取り消す

$ git reset HEAD .

また、特定のファイルのみ取り消したいときは、

$ git reset HEAD file_name

ローカルブランチの変更を取り消す

$ git checkout .

ローカルブランチで色々いじっていたけど、訳が分からなくなって元に戻したくなったらこれを使えば最初の状態に戻ります。

ただし、新規追加したファイルについては削除されないため、別途削除する必要があります。

コミット(commit)を取り消す

$ git reset --hard HEAD^

「--hard」はオプションです。
オプションについては以下の通りです。

・--hard
コミットを取り消した上でワーキングツリーの内容も書き換える場合に使用。

・--soft
ワーキングツリーの内容はそのままでコミットだけを取り消す場合に使用。

ちなみに、「HEAD^」は、直前のコミットを意味します。
「HEAD~{n}」で、n個前のコミットを意味するので、必要に応じて変えましょう。

直前のコミット(commit)を修正する

$ git commit --amend

「amend」は修正すると言う意味になります。
コミットメッセージの修正や、コミット内容を修正したい場合はこのコマンドを使うと便利です。

細かいやり方はまた別の記事で書こうと思います。

プッシュ(push)を取り消す

$ git revert コミットID(ハッシュ値)

ちなみにコミットID(ハッシュ値)の取得は、

$ git log

で取得できます。

あとは、取り消したいコミットIDを入れて、

$ git push

とコマンドを叩けば、プッシュを取り消せます。

最後に

今回はGitにおける取り消しコマンドについてまとめました。

取り消しコマンドは結構使ったりするので、覚えておきましょう!
忘れたらこの記事をみて思い出してください。

慣れるまではコマンドを忘れがちですが、やってるうちに身についてくるのでどんどんGitに触れていきましょう!

それでは、また!

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