実力アップが実感できないと悩む方へ
こんにちは!CODE CLUB965のKです!
最近、弊社の社内で未経験からシステムエンジニアに転籍をして、頑張って勉強と実務をやっている方がいるのですが、最近すごく良いなと思った話しがあるので記事にしようと思います。
常に苦労・苦戦をしている状態だった
その方は、システムエンジニアに転籍をして、もう少しで丸2年になります。
社内で別の部署にいて、全くの別業務をやっていたのですが、本人の希望によりシステムエンジニアに転籍をしました。
勉強を開始して、ある程度できるようになったら実案件に入ってもらい、先輩エンジニアのフォローも受けながら業務を行っていたのですが、常に苦労・苦戦をしているような状態でした。
学習中はもちろん常に新しいことに取り組んでいる状態ですし、実案件に入ってからも、本人の成長のためにと、常に少し高いハードルの作業に取り組んでもらっていました。
なので、常にチャレンジして頑張っているような状態でした。
実力アップをしていくうえでは、悪く無い進め方だったとは思います。
自信を持つことができなかった
私から見れば、順調に実力のアップができていると思っていたのですが、本人は全く自信を持つことができていませんでした。
やれることはどんどん増えてはいましたが、常にやれないこと・難しいことに取り組んでいたので、あまり成功体験が積めず自信が持てていませんでした。
考えてみれば当然なのかもしれないですね。
振り返ってできるようになった事に目線を向けるよりは、
これからやらなきゃいけない事を考えて、できないことに目線がいってしまうのは当たり前のことなのかもしれません。
自信が持ってもらえるような案件・タスクをやってもらった
「やれる事は順調に増えていますよ」
「実力アップできていますよ」
という話しを私からしても、あまりピンと来ていないようでした。
そこで、自信を付けてもらうために、本人の実力で十分対応ができるレベルの案件・タスクを少し実施してもらいました。
案の定、順調に対応ができたのですが、それが本人の自信に繋がり非常に良い結果となりました。
そのタスクを担当したからと言って、正直スキルレベルが上がるかと言うとそう言うわけでは無いと思います。
ただ、今まで身に付けてきたものを使ってしっかり仕事ができる、ということの確認ができたことが自信に繋がりました。
その結果、ハードルが高いタスクについても、悲観的になることなく前向きに取り組むことができています。
実力の確認ができるような活動も大事
勉強やスキルアップと聞くと、ついつい難しいことにチャレンジすることだけを考えてしまいます。
しかし、そうではなく、たまにはやれるようになった事の確認をするような活動も大事なんだなと思いました。
結果として自信に繋がり、難しいことへのチャレンジも改めて頑張れるのだと思います。
今、プログラミングの勉強をされている方は、毎日新しいことへのチャレンジで正直大変だと思います。
しかし、頑張っているのであれば、確実にできることは増えています。
たまには、新しい事の学習を止めて、今まで習得したもので何か作ってみてはどうでしょうか?
数ヶ月前には、考えもしなかったものが作れるようになっていて、どれだけ自分が成長してこれたのかが実感できるのでは無いでしょうか。
これから習得しなくてはならないことに目を向けるのも大事ですが、
自分がこれまで習得してきたものに目を向けるのも同じくらい大事だと思います!
それでは、また!