【WordPress】ユーザー権限の種類は何がある?

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こんにちは!CODE CLUB965のKです!

今回は、WordPressを使う上で理解しておきたいユーザーの権限の種類について説明します。

ユーザーになんで種類があるの?

必要なの?

と思う方もいるかもしれないので簡単に説明します。

当たり前の話ですが、1人でサイトを全て管理するならユーザーの役割を分ける必要はありません。笑

例えば、

  • 記事を書く担当の人
  • サイトのデザインを担当する人

など..役割を分けてサイトを運営する場合に、本来記事を作成しないメンバーや、デザインはノータッチのメンバーも同じようにいじれる権限があったら、勝手に記事が消されていたり、デザインが変わっていたりと思わぬ事故が起きるかもしれません。

そのためにWordPressでは管理ユーザーの役割に応じて権限を設定できます。

今回はデフォルトで準備されているユーザー権限の種類を理解してWordPressをより上手に使えるようになりましょう!

WordPressユーザー権限の種類

権限には5種類あります。

権限の名前英語表記説明
管理者Administrator全ての権限をもつユーザー
編集者Editorコメントやリンクの管理などコンテンツに関する操作が可能。(テーマの変更・編集やプラグインの設定などはできませんが、記事やページの作成などは可能です。)
投稿者Author記事の投稿、編集、公開のみ可能。
他のユーザーが作成した記事は編集できません。
寄稿者Contributor記事の下書き(レビュー待ち)と編集のみ可能。
記事の公開は管理者か編集画が行います。
購読者Subscriber閲覧のみ可能。
会員制のサイトを作成する場合などに、会員となるユーザーを購読者にしたりします。

複数人でサイトを運営する場合は上手に権限を使い分けましょう。

全員管理者になるみたいなことはほとんど無いと思いますが…笑

私が受けた案件とかを参考にして例を出すと、

・全体を管理する「管理者」を一人設定
・記事を作成する「寄稿者(公開はできない)」を一人設定する
・記事を確認して公開する「編集者」を一人設定(投稿者でも可)
・購読者はサイトにユーザー登録したユーザー(ログインしたら記事が見れる)

このような感じでユーザー権限を使い分けると役割が分かりやすくなり、思わぬ事故も防げます。
また、仮に人による問題が起きても原因の特定がしやすくなると思います。

WordPressで新規ユーザー追加方法

  1. 「ユーザー」にマウスカーソルを合わせる
  2. 「新規追加」をクリック
  1. 「ユーザー名」を入力
  2. 「メール」にメールアドレスを入力
  3. 名を入力
  4. 姓を入力
  5. パスワードは自動で表示されるためそのまま使用することも可能
  6. 権限グループを選択
  7. 「新規ユーザーを追加」ボタンをクリック

尚、ユーザーに通知を送信は、最初から☑が入っていますので、必要ない場合は、外すことも可能です。

この内容が終わると、登録されたメールアドレス宛にユーザー名と「パスワード」、ログイン用URLが送信されます。

WordPress既存ユーザーの設定変更方法

  1. 「ユーザー」にマウスカーソルを合わせる
  2. 「ユーザー一覧」をクリック
  3. 表示されたユーザーの編集をクリック
  4. 個人設定を変更する

尚、名前が変わった等の場合でも姓名を変更することも可能です。

他にも、メールアドレスの変更や管理者から権限グループを変更するなども可能です。

各担当者のプロフィールを紹介したい場合は、プロフィールページURLを設定することも可能です。

ユーザー権限をカスタマイズするプラグイン

既存ユーザーの権限機能をカスタマイズしたい。

こんな時には、「User Role Editor」というプラグインもあります。

もともとのユーザー権限にたくさんの種類の操作権限を与えたい場合のみ検討すると良いかもしれません。

具体的な権限の一部をご紹介

記事の外注を依頼する際には、複数名が同時にログインを行い、それぞれの与えられた業務をこなすのみにしたい。

このような時には使いやすいプラグインです。

具体的には、以下のような設定が可能です。

  • 投稿の削除
  • ダッシュボードを編集
  • 他のユーザーの固定ページを編集
  • 他ユーザーの投稿を編集
  • プラグインを編集
  • 投稿を編集
  • 公開済み固定ページを編集
  • 公開済み投稿を編集
  • テーマを編集
  • リンク管理
  • カテゴリ管理
  • プラグインのインストール
  • ページの公開
  • 投稿の公開

など与えられた権限の仕事のみを行う環境を設定することが可能です。

最後に

WordPressで設定できるユーザー権限5種類を紹介しました。

1人で全部管理する場合は気にしなくてもいいですが、複数人で運営するサイトの場合は上記で説明したユーザー権限を上手く使い分けましょう!

プラグインによって権限を追加したり、逆に権限をなくしたりとカスタマイズすることも可能ですので必要に応じて行ってください!

それでは、また!

 
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